こんにちは、釣りいちです。
YouTubeで釣り1年生というチャンネルを運営しています。
冬の間、釣果が厳しい…と悩んでいませんか?
釣果が厳しい冬こそ、餌釣りで海の様子を把握するのに良い時期で、スーパーで買える「イカそうめん」はワームのように動かせる効果的な餌だったので、どのように効果的だったか記事にまとめていきます。
冬の堤防ゴーストタウン化…
水温が一気に下がる1月頃から急に魚が釣れなくなる日がやってきます。
今までの飛距離では届かない深場まで魚が移動してしまっていたり、魚の食い気が低下したりと原因は水温に関係しているところが大きいようで、雨や雪が降った後は特に水温が下がり、堤防からキャストして届く範囲に魚がいない「堤防ゴーストタウン化」が深刻です。
色んな餌を使って魚の気分を試す
ゴーストタウン化してしまった場所でも岩かげでジッと身を潜めている魚がいる場合があるので、匂いや動きのある餌を使って、その魚を誘き出すのです。
餌の大きさや色、ニオイに変化を付けて、食欲が低下している魚の目の前まで持っていってやっとヒットする程きびしい冬の釣りは、色んな種類の餌を試してみる実験のような楽しさがあり、魚の切り身や、駄菓子のよっちゃん、定番のアオイソメなどアイディアを出す作業すらゲーム感覚です。
イカそうめんはワームのよう
乳白色で細長くカットされたイカそうめん、最初はそんなに期待していなかったのですが、いつもアオイソメを使った餌釣りに使っている虫ヘッドに付けて操作してみると、程よい長さでイソメのようなアピール力がありました。
竿先をちょんちょんと動かしてアクションをつければ、まるでワームのように動き、そしてイカ自体にニオイがある正真正銘の餌なので、ワームのような餌という最強の仕掛けの完成です。
冬の堤防釣りは足元にモンスターが
イカそうめんを足元に落として3分後…
一瞬根がかりしたかと思うほどのパワフルな力の魚がヒット。
2秒で岸ぎわに向かって走られてラインを切られるまでも一瞬でした。冬は堤防の足元にモンスターが隠れていることがありますね。
ドラグをしめ過ぎていたことと、ヒットが分かった瞬間ためらってしまったことが敗因で、良い学びになりました。
乳白色のコレも人気
イカそうめんでのヒットが続かない時に、調査のためにイカとよく似た乳白色のワームを投げてみると、1投でクロソイがヒット。
どうやら魚自体はいるようですが、イカそうめんの長さが長過ぎたのが原因のようで、イカそうめんをカットして使ってみる変化を付けてみます。
冬のアイドルどんこがヒット
イカそうめんを半分くらいの長さにカットしても、もぞもぞとしたアタリばかりで乗らない時間が続き、ようやく顔を見せてくれたのは東北の冬のアイドルどんこ。
くりくりお目目が可愛いでしょ。
キャストしなくても足元でふわふわ誘いをかけるだけで簡単にヒットしてくれました。
ついにパワフルなヤツ見つかった!
夜の堤防に停泊してあった漁船のライト付近をのぞいてみると、ベイトになるカタクチイワシの群れを発見!
その付近を重点的に誘ってみると、どどどどん!と一瞬で餌を持っていくパワーを感じ、次の瞬間潜られてしまったのですが
数秒待ってすぐに出てきてくれたので、先ほどのモンスターの教訓を忘れないうちに力一杯リールを巻いて水面から上がってきてくれたのは体の太さが十分なオウゴンムラソイ。
パワフルなオウゴンムラソイとのやりとりは体温が一気にあがりました。
冬の餌釣り探求
イカそうめんはワームのように誘いがかけられアピール力があるのと、何より本物の餌なので冬の釣りにはめちゃくちゃ効果がありました。
冬の釣りは釣果を出すのが厳しい前提で、色んな餌に挑戦してみると、今までにはない釣りの楽しみ方を発見できるので、これからもスーパーの鮮魚コーナーをじっくり観察して効果的な餌を探していきますね。
またね。
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