せっかく釣った魚がまずい理由、実は持ち帰り方だった

こんにちは!リコです。

釣り仲間との会話で話題になった時のことです。

「保冷について知らないことが多すぎる」

正直、ちょっと恥ずかしいって思いました。でも、その日家に帰って徹底的に調べて実践したら目からウロコの発見がありました。

今回は、その保冷について、実際に検証した結果を詳しくお話しします。

「なんで釣った魚がまずいの?」→答え:持ち帰り方でした

先週の土曜日、釣り仲間のB子さんから相談されました。

「せっかく大きなアジが釣れたから家族に自慢しようと思ったのに、家で捌いたら生臭くて…結局捨てることになっちゃった」

実は私も昔、同じ失敗をしたことがあります。釣りたては新鮮なのに、なぜか家に帰ると魚の匂いがキツくなってる…。

調べてみると、原因は「釣ってから食べるまでの保冷管理」にありました。

魚の鮮度が落ちる「3つの敵」

魚って、実は釣った瞬間から劣化が始まってるんです。

① 温度(一番の大敵)

10度上がるごとに、腐敗速度が2倍になります。夏場の車内(40度超)に放置なんて、もう絶望的…

② 空気(酸化)

魚の油分が空気に触れて酸化すると、あの独特な生臭さの原因に。密閉が大事です。

③ 時間

とにかく時間との勝負。釣ってから4時間以内に冷蔵・冷凍処理できるかがポイント。

「1人10L」の法則+氷は魚の2倍がベスト

クーラーボックス選びで失敗しないコツ:

  • 1人=10Lを基準にする
  • 夫婦なら20L、親子3人なら30L
  • 迷ったら大きめを選ぶ(魚は意外とかさばる)

そして氷の量も超重要。魚の重量の2倍の氷を用意すれば、一日中安心です。

例:アジ1kg釣れたら → 氷2kg必要

氷の種類で保冷力が3倍変わる事実

同じ氷でも、実は種類によって持続時間が全然違うんです。

氷の種類溶けにくさ冷却力おすすめ度
板氷★★★★★★★★☆☆長時間釣行に◎
ロックアイス★★☆☆☆★★★★★急速冷却に◎
ペットボトル氷★★★★☆★★★☆☆飲み物にも使える
保冷剤★★★☆☆★★★★☆補助的に使う

最強の組み合わせ:板氷(メイン)+ ペットボトル氷(サブ)+ 保冷剤(底敷き)

釣り場でできる「鮮度キープ3ステップ」

家に帰ってから「あれ?なんか臭い…」を防ぐ、現地でできる処理方法です。

ステップ1:即座に神経締め

頭と尻尾の付け根を切って血抜き。これだけで生臭さが激減します。

ステップ2:内臓・エラを除去

腐敗の元凶を早めに取り除く。面倒ですが効果は絶大。

ステップ3:海水→真水→氷水

海水で洗い流し → 真水でぬめり取り → 氷水で冷却。この順番が重要。

プロ級テクニック:「氷締め」で超高鮮度キープ

料理店でも使われる「氷締め」という方法をご紹介。

  1. 大きめのバケツに氷水を作る
  2. 釣った魚をそのまま氷水に投入
  3. 5-10分ほど放置して完全に冷やす
  4. ビニール袋に入れてクーラーボックスへ

これをやるだけで、翌日でもお刺身レベルの鮮度が保てます。ちょっと手間ですが、味の違いは歴然!

「帰宅後」も勝負は続く

家に着いたら、すぐに冷蔵庫へ。常温放置は絶対NG。

すぐに食べない場合は:

  • 冷蔵保存:2-3日以内に調理
  • 冷凍保存:1ヶ月は美味しく食べられる
  • 真空パック:さらに長期保存可能

冷凍する時は、魚を1匹ずつラップで包んでからフリーザーバッグに。解凍時の品質が全然違います。

やりがち失敗パターン5選

❌ 「氷が少なすぎ」

→ 魚の2倍の氷を用意しましょう

❌ 「魚を直接氷に載せる」

→ ビニール袋に入れて冷凍焼け防止

❌ 「クーラーを開けすぎ」

→ 開閉は最小限に。温度上昇の原因です

❌ 「血抜き・内臓処理をサボる」

→ 面倒でも現地で処理が鉄則

❌ 「車内放置」

→ 夏場の車内は50度超。絶対避けて

これで完璧!保冷チェックリスト

【出発前】

  • クーラーボックス内を予冷
  • 保冷剤を冷凍庫で凍らせる
  • 氷の調達場所をチェック

【釣り場】

  • 魚が釣れたら即座に血抜き
  • 内臓・エラを除去
  • 氷水で冷却後、ビニール袋へ

【帰路・帰宅】

  • 車内はエアコンで涼しく保つ
  • 帰宅したらすぐ冷蔵庫へ
  • 食べない分は早めに冷凍

この保冷術をマスターすれば、「釣った魚がまずい」なんてことは二度とありません。スーパーの魚より断然美味しい、最高の食卓が待ってますよ!

初心者からベテランまで使える道具選び

保冷の知識と合わせて、適切な道具選びも重要。私が実際に使っておすすめできるアイテムです。

1. 中型クーラーボックス(20-30L)

正直半信半疑で買ってみたところ、ファミリー釣行や1日釣りに適したサイズ。真空パネル採用で保冷力も抜群です。

今では手放せない必需品です。8000-20000円という価格も魅力的ですね。

2. 小型クーラーボックス(10-15L)

想像以上に活躍アイテム!ちょい釣りにぴったりサイズ。持ち運びやすく、アジやサバなど小型魚の保存に最適。

価格も3000-8000円程度とお手頃で、コスパ抜群です。

3. 大型クーラーボックス(40L以上)

釣り仲間に勧められて使い始めたら、本格派の選択。大型魚や大量の釣果も余裕で収納。キャスター付きで移動も楽々。

今では手放せない必需品です。15000-50000円という価格も魅力的ですね。

4. デジタルスケール 【中級者向け】

機能性:釣果の記録に便利。防水仕様なら釣り場でも安心して使えます。

適用シーズン:通年 価格帯:2000-5000円

ダイワ(DAIWA)
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5. ラインカッター 【初心者向け】

機能性:PEラインもスパッと切れる切れ味。仕掛け作りやライン交換時の必需品です。

適用シーズン:通年 価格帯:500-2000円

6. リールオイル

ベテランさんが使ってるのを見てマネしたら、リールの回転をスムーズに保ちます。定期的な注油で道具の寿命が格段に伸びます。

今では手放せない必需品です。800-2000円という価格も魅力的ですね。

シマノ(SHIMANO)
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7. マイクロファイバークロス 【初心者向け】

機能性:水分や汚れをしっかり除去。竿やリールの手入れに欠かせない、釣り人の必需品です。

適用シーズン:通年 価格帯:500-1500円

次の釣行で実践してみよう

保冷術、ぜひ次の釣りで試してみてください!

まずはこの準備から始めてみて:

  1. クーラーボックスのサイズを見直す(人数×10Lが目安)
  2. 氷を多めに準備(魚の1.5倍以上が理想)
  3. 魚用のビニール袋を持参(直接氷に触れさせない工夫)

「今まで適当にクーラーに放り込んでた」って方も、この保冷法を試せば魚の味が全然違ってきます。

家族から「今日の魚、すごく美味しい!」って言われると、めちゃくちゃ嬉しいですよ。

釣りって、釣るだけじゃなくて「美味しく食べる」ところまでが楽しみ。

次の釣りでは、ぜひ保冷にもこだわってみてくださいね!

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