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【基本知識】メバルを釣るためのおすすめメバリングタックルやルアーの選び方をご紹介!

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メバルをルアーで狙うメバリング。ただし、ルアーといってもワームを使った釣り方、プラグを使った釣り方など様々な手法があります。今回はこれらのルアーの特徴やルアーでメバルを釣る時の基本やコツ、メバリングに必要なタックルやルアーの選び方にいたるまで初心者向きにメバリングの基本知識をご紹介していきます。

メバルの生態について

岸からルアーでねらう場合、釣れる平均的なサイズは20cm前後です。小型は年間を通じて釣れることが多いですが、おもなシーズンは晩秋から春にかけての寒い時期になります。釣りやすいタイミングは地域によって少しずつ異なりますが、3~4月がベストシーズンになることが多いです。ただし、産卵直後の2月ごろは一時的に釣りづらくなります。

ひとくちにメバルと言っても、日本近海には3種類のメバルが生息します。赤メバル、白メバル、黒メバルの3種で体色とヒレの軟条(魚のヒレの骨のようなもの)の数で識別されます。30センチを超える個体は尺メバルと言われており、メバリングをするアングラーの憧れるサイズです。

メバルは基本的に障害物に付きやすい魚で、海藻や岩などの地形変化に寄り添うことを好みます。そこでプランクトンや小魚、甲殻類がやってくるのを待って捕食します。夜行性で、夜間の釣りがメインになってきますが、昼間釣りが成立しないわけではありません。効率よく釣りたいなら、夕方から夜にかけて狙うのがおすすめです。群れをなして生活しているので、同じポイントで連続して釣れることもよくあります。

メバル釣りに適した時期について

メバルは漢字で春告魚とも書き、春を告げる魚ということで初春から初夏にかけてが食の上で旬とされ、ちょうど4月頃に魚市場や鮮魚店でよく見かけるようになります。これは2月から3月の間に産卵を終えてやせ細ったメバル達が、今度は沖に出る準備のために3月ごろからエサを荒食いしはじめ、まるまると太り、脂を蓄え始めるとされているからです。

そんな食の旬とは少しずれて、釣りの対象魚としては初冬〜初春にかけて楽しまれることの多いターゲットですが、実際は産卵直後の2月頃の一時的なタイミングと真夏を除いて旺盛に活動するので、ほぼ1年を通して釣りが楽しめます。

メバリングのタックル

全国の沿岸部に生息しており、堤防など身近なエリアで手軽にねらえるのが人気の理由です。

軽いルアーが投げられるスピニングタックルを使うため、バス釣りやトラウト用の道具を流用して始める人も多いです。

持ち合わせのタックルから始めてみるのもおすすめですが、専用タックルの特徴とおすすめをピックアップしてますので参考にそろえてみましょう。

メバリングロッドの選び方

メバリングでは、6フィート〜8フィートのロッドを使用します。

各メーカーから7フィート6インチ前後を基準に様々なタイプのメバリング専用ロッドが発売されているので、まずはこのあたりのロッドを選ぶと良いと思います。

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ちなみに、良く似たスペックのアジングロッドでも代用可能です。メバリングとアジング兼用のライトゲームロッドとして作られているモノも沢山あります。

メバリングロッドにはチューブラとソリッドティップと呼ばれる2種類のタイプが存在します。それぞれの特徴は下記になります。

  • チューブラ
    ティップと書きましたが、実際はロッド全体が中空(チューブ状)になっています。ロッド自体に張りがあり高感度のものが多く魚からのアタリが分かりやすいという特長があります。自分でアタリを取り、積極的に掛けていく釣りに向いているロッドです。
  • ソリッドティップ
    ソリッドという名前の通りティップ(穂先)が詰まっているロッドです。チューブラに比べると穂先が補足できるので、より柔らかく食い込みが良いので魚が掛かりやすい(魚のバイトを弾かない)という特長があります。オートフッキングというか、向こう合わせのロッドになります。

メバリングのリールの選び方

メバリングでは軽量なロッドと細いラインを使いますので、小型スピニングリールがおすすめになります。サイズ(番手)は1000番〜2500番くらいがよいです。

2000番がメバリングでの標準的なサイズになると思います。ロッドが軽量のモノが多いので200g以下の軽めのリールがよいです。

またメバルのルアー釣りで使うラインは細いので、ドラグ性能がしっかりしているモデルを選ぶことも重要になります。

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メバリングで使うスピニングリールのギア比は、「ノーマルギア」と「ハイギア」のどちらを選択すればよいか迷う方はノーマルギアの方が使いやすいと思います。

メバリングは、超スローリトリーブする場合があり、巻だしが軽く、ゆっくり巻きやすいノーマルギアが使いやすいです。

ハイギアのメリットとしては、ラインコントロールをするためや回収スピードをアップして手返しを上げたり、フロートリグで遠投する場合などは有利だと思います。

メバリングのラインの選び方

・フロロカーボン

メバリングでフロロカーボンラインを使う場合は、深い層にメバルが沈んでいるケースに適しているかもしれません。

フロロカーボンラインは比重が高いですから、ルアーと一緒に素早く沈んでくれる特性があります。

ただし、あまりに太さのあるフロロカーボンラインをスプールに巻くと、ライントラブルを引き起こしてしまいますから、3ポンドくらいまでに抑えておくことをおすすめします。

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・PEライン

メバリングでPEラインを使う場合は、表層や中層にメバルが浮いているときが適しています。

PEラインは比重が低いですから、水面に浮き上がろうとする特性があります。※一部高比重よりのPEがあります。

ラインを細くしたいときも、PEラインなら強いですから、0.3号前後でも難なく扱えるでしょう。

飛距離を稼ぎたい時や深い層に落とし込んで使うケースでも、フロロカーボン以上に感度よくサーチすることが可能です。

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・ショックリーダー

PEラインを使用する場合には、ショックリーダーが必須のアイテムになります。ショックリーダーには、ナイロンラインとフロロカーボンラインがあります。

フロロカーボンラインは、耐摩耗性に優れ、比重が高いラインです。耐摩耗性に優れているので、根に擦れてラインブレイクする可能性が軽減されます。

また比重が高く、水中にラインが沈みやすいため、よりダイレクトにルアーを操作できます。プラグからジグ単まで幅広く対応できるので、まずはフロロカーボンラインのリーダーを使用すれば間違い無いでしょう。

ナイロンラインは、しなやかさで伸びやすく、水中に沈みにくいラインとなります。しなやかで伸びやすいため、キャストのような一気に力が加わる時でもラインブレイクしにくいです。

表層系のルアーと相性が抜群となります。メバリングでプラグを使用して攻略するメバルプラッギングには、ナイロンのリーダーを試してみましょう。

メバリングに最も使用されている太さは、6lb〜8lbのリーダーになります。

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・エステルライン

最近のメバリングやアジングによく用いられているのが、エステルラインです。

エステルラインは、感度もある程度よく伸びが少ないほか、水に沈むのが大きな特徴です。

デメリットは、PEラインよりも感度は高くなく、魚の歯などで切れやすいことです。

ショックリーダーは必ず結ぶようにしたいものです。

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メバリングのルアーの特徴と釣り方

メバルの場合、障害物まわりに潜み、その付近を通るエサを待ち伏せして捕食することが多い魚です。メバルは自分の目線より上を通る餌に敏感な魚なので、まずは浅い水深から探っていきます。基本的な操作はただ巻き、リフト&フォール、トゥイッチになります。ここでは、ルアーの特徴と釣り方について解説していきます。

プラグ(プラッキング)

トップウォータープラグは水面でアクションさせて音や波紋でアピールするルアーです。メバルがライズなどを繰り返しているのが確認できていて、魚が水面の餌を意識している状況であれば魚がライズしていなくてもトップウォータープラグで魚を引き出すことはある程度可能です。

スロープや水深の浅いシャローエリアの大体水深が2m~3m位であれば、特にライズなどが無くても魚を水面まで引っ張り上げて食わせることはできます。水深10m前後のポイントでメバルが潜んでいるレンジが5m以上の水深であるような時などはレンジを下げれるルアーに変えましょう。

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シンキングペンシルはゆらゆらとした動きでメバルを誘うルアーです。ゆっくりと巻いたり、潮の流れを利用した「ドリフト」で使うのが釣るためのコツ。メバルが小魚やイカを追っている時、また小磯やゴロタといったポイントで、メバルがどこに居るか素早く探る時にも役立ちます。着水後からカウントをとり沈めてもよく、巻きスピードやロッド角度でレンジを幅広く探ることができます。

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ミノーは小魚をイメージした形状が特徴のルアー。その見た目から小魚を追っている活性の高いメバルを釣るのに適しています。フローティングとシンキングタイプを使いわけることで、状況に合わせることがしやすいプラグです。ワームに無いカラーと波動のアピールが魅力です。

使い方はただ巻きが基本で、小磯やゴロタといったポイントでおすすめです。さらにカラーによっては、アミパターンなどでもその力を発揮します。

ロッドアクションで口を使わせることも可能です。リップが抵抗を受けて泳ぎますので、手元に伝わる情報量も多く初心者でも楽しく始められます。

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バイブレーションプラグはメバリングはもちろん、ブラックバスやシーバス、青物などターゲットを問わず人気の高いルアーです。通常のバイブレーションはプラスチックやシリコン素材で出来てるものが定番ですが、メタルバイブは金属製であるため遠投性能が高く、フォールスピードも速いです。

一般的にはラインを結ぶアイが複数ついているものが多く、前につけることで早巻きのタイトアクション。後ろにつけると遅巻きのワイドアクションでアプローチできます。強波動でアピールし、比較的水深のあるエリアで使うことが多いです。

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メタルジグでメバルを釣る際に用いられる重さは、軽いもので1.5~3グラム前後になります。重いもので6~8グラム前後です。フォルムがスリムなタイプや、タングステン製のタイプは同じ重さでも飛距離が出しやすく、着底が早いのが特徴です。

日中などメバルが浮いていない時間帯や、沖の沈み根周りをサーチするなど飛距離が必要な場合です。その他、潮の流れが速い場合のボトム攻略、水深のある磯やゴロタ浜の尺メバル狙いなど、大型メバル狙いに特に効果があります。

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プラグの種類メリットデメリット
トップウォータープラグメバルのバイトが見える
音や波紋で集魚効果を発揮する
表層の活性が高くないと使いにくい
シンキングペンシル幅広いレンジを探れるスローにも引くことができる操作感が掴みにくい
ミノー操作しやすく一定のレンジを探れる
フローティングとシンキングタイプの使い分けができる
深い層は狙いにくい
バイブレーション飛距離が出しやすくボトム付近を探れる根掛かりしやすく動きが早くなりる
メタルジグどのルアーよりも飛距離が出る
レンジコントロールも自在
根掛かりしやすい動きが早くなる

ワーム

ジグヘッドリグの使い方はとても簡単です。キャストしたら、あとはゆっくりとリールを巻くだけでロッドワークでアクションをつけたりする必要はありません。ただし釣り方がシンプルなだけに、細かな工夫によって釣果に差が出やすいです。カラーは一般的に「透明」は常夜灯があるような明るい場所、「透過していない派手なカラー」と「グロー」は暗い場所や水が濁っている場所に有効と言われていますので、ポイントに応じて使い分けてみるのが良いでしょう。

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メバルは夜になると中層~表層に浮かびながら、上方を通りかかるエサを捕食しています。そのため、ルアーもメバルの少し上を通してやるのが理想的になります。2インチ前後のワームと1〜2gを基準に、状況にあわせてメバルのいるレンジを釣りながら探っていく必要があります。

基本的には、軽いジグヘッドをセットするとルアーは浅いレンジを泳ぎ、重いジグヘッドを使うと深い場所をねらえる(同じ種類のワームを使う場合)。これを使い分けながらメバルの反応する水深を探していく。また、着水後にしばらく待ってルアーを沈めてやると、軽いジグヘッドでも深場を釣ることができます。リトリーブスピード(巻き上げる速さ)を調節しながらある程度のレンジコントロールを身につけましょう。

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テキサスリグはロックフィッシュ狙いに頻繁に使用されるリグですが、メバルの場合はウィードのきつい場所に使います。

ボトムを中心に探れるほか、根掛かり回避効果が高い「バレット型」のシンカーと、結束部の保護やアピールの意味合いでビーズを間に挟み込みます。オフセットフックをセットすることでウィードなどもすり抜けやすいのが特徴です。

1.5g〜10g程度のシンカーを釣り場や状況に合わせて使用します。あまり重たいとライトゲームって感じでは無いと思いますが、浅場でメバルはもちろんカサゴなどの小型根魚であれば2〜5g程度あれば十分です。

フロートリグ(仕掛け)

出典:Tict

フロート(飛ばしウキ)は、飛距離の出ないジグヘッドを遠くへ飛ばすために考えられたのが、フロートリグです。フロートには完全フローティングからシンキング、スローシンキングなど様々なタイプが存在しています。それなりに重さがあるにも関わらず水中では浮く(フローティングの場合)仕組みになっているので、遠浅のシャローエリアを狙う時に非常に役立ちます。

また一定のレンジをキープする事ができるのでルアーが不自然な動きになりにくいです。潮流に浮きを乗せてドリフトさせる釣り方などに使えます。

一方デメリットとしては、ラインが絡まりやすいという事と、仕掛けが複雑なのでラインブレイクした際の復旧に時間が掛かる事です。

飛距離が稼げて一定レンジを狙えるので、ある程度のライン結束ができる女性アングラーにもおすすめです。

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メバリングで狙うポイント

メバリングで最も重要な事の1つはポイント選び。メバルがいる場所であれば簡単に釣れます。初心者におすすめなのは、常夜灯エリアや堤防・防波堤・テトラの際狙いになります。

メバルの活性が高い時は障害物から離れて浮いている事も多く、表層付近にルアーを通してくると釣れます。活性が低い場合に多いのは、障害物に張り付くように隠れていて、ギリギリの場所をルアーが通った場合に喰ってくるという感じが多いと思います。

  • 常夜灯エリア
    アミやプランクトンなど極小ベイトが集まってくるエリアにエサを求めてやっていきます。足場もよく初心者にもうってつけのポイント。障害物などの暗い場所に潜んでいて明るい場所にくるベイトを狙っています。
出典:photo AC
  • 堤防のテトラや敷石の周り
    防波堤や沈み石、テトラ際、漁港内など。テトラが沈んでいて、ウィードが生え潮通しが良い場所は格好のメバルの隠れ家。テトラの隙間や藻に付いてたりするので、隠れ場所の近くにワームやプラグを通すと喰ってきます。
出典:photo AC
  • ゴロタ浜
    ゴロタ浜。ウェーディングで立ち込んで釣ったり、フロートリグで遠投する場合もあります。場所によっては、もっと大きな石があるような磯に近いような場合もあり、浅い場所から深い場所まで様々あります。

出典:photo AC
  • 地磯
    初心者向けではないですが、地磯などの磯場。釣りにくい場所であり立ち入りにくい面があるので、そもそも人が少なかったり誰も釣りしていない「竿抜けポイント」になっていることが多いためです。大物も期待出来る場所になります。明るい時間帯に下見をする、多人数で釣行するなど安全面の確保が必須です。
出典:photo AC
  • ウィードエリア(藻場)
    藻場はメバルにとって絶好の隠れ場であり、捕食場所になります。メバルがいるエリアでは必ず潜んでいる場所です。
出典:photo AC

メバリングに挑戦してみよう

メバリングはそのゲーム性の高さや繊細さ、さらにその身の美味しさも相まってルアーフィッシングの中でも大人気のジャンルです。

様々な攻略法や釣り方が紹介されていますが、まずは基本をしっかりと理解することが重要です。

この記事を参考に、メバリングに挑戦していただけると嬉しいです。最後までお読み頂きありがとうございました。

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